漫画家志望のジョンヒョンには、道端で拾った雌猫のポッキルを恋人のようにかわいがっている。そんなジョンヒョンの前に、猫好きの女の子ナウが現れた。ポッキルとの間にずかずかと割り込んで入ってくるナウに、ジョンヒョンは動揺する。ナウは幼いころに飼い猫ハルを見失ってしまい、野良猫の写真を撮りながらハルを捜していた。
漫画家になるための機会を競作というかたちで出版社から与えられたジョンヒョンは、創作活動に勤しむ。ある日、来客がドアを閉め忘れてポッキルが脱出してしまう。ナウの助けも借りて捜索するが、突然飛び出してきたオートバイを避けて手を負傷してしまう。結局、ポッキルは建物の屋上の段ボールの中で発見するが、手首を痛めてペンをうまく握れないジョンヒョン。締め切りは近づき、果たして作品を完成させることはできるのか?