淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第1話 西暦645年、高句麗・ポジャン王(イ・ペグク)の治世。唐の皇帝イ・セミン(イ・ジュヒョン/ソ・インソク)は30万の兵を率いて高句麗に侵攻し、最後の陥落標的、城主ヤン・マンチュン(シン・ドンフン)が治める安市城に攻撃を繰り返していた。しかし安市城で指揮を執っていたのは、高句麗の大莫離支ヨン・ゲソムン(ユ・ドングン)だった。彼はイ・セミン軍の攻撃に屈することなく攻防を続け、すでに３ヶ月もの間、城を守り抜いていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第2話 ヨン・ゲソムンは、唐軍の安市城の前に築いた土手を奇襲攻撃で奪取する。快勝に浮き立つ部下にヨン・ゲソムンは「敵がイ・セミンであるので安心はできない」と戒める。一方、イ・セミンはこの戦いで深手を負うが、その身に受けた屈辱を晴らすためにも土手の奪還を命じるのであった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第3話 時は遡り、雪に覆われた早衣の修練場に両親を知らずに育ったヨン・ゲソムン少年(イ・テゴン)がいた。彼はある予言により叔父ヨン・テス(チョン・ドンファン)の刺客に追われ、高句麗から逃亡させられることになる。その頃、高句麗のヨンヤン王(イ・ヒョジョン)の元に隋の使者が訪れ、隋に屈するようにとの詔勅を読み上げる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第4話 刺客に襲われながらも何とか一命をとりとめたヨン・ゲソムンは、新羅の地方太守キム・ソヒョン(パク・サンギュ)家の使用人となる。一方、ヨンヤン王は服従を求める隋に憤りを隠せず、弟ゴンム(チェ・ジョンファン)やヨクサルの反対を無視し、「西土に攻め入る」と自ら戦地へ赴くことを宣言する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第5話 キム・ソヒョンの次男フムスン(キム・ギボク)はヨン・ゲソムンに馬車の踏み台になれと命令するが、長男ユシン(イ・ジョンス)と長女ボヒ(イム・ソンオン)はフムスンを咎める。高句麗の宣戦布告に動揺を隠せない隋の文帝ヤン・ギョン(キム・ソンギョム)は、末子のヤン・リャン(チョン・ウク)に軍を率いて高句麗と戦うよう命じる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第6話 ヨンヤン王は進軍を続け、遼沢の平原に本陣を構える。ヨンス(パク・ソンミン)率いる早衣たちは奇襲攻撃で隋のヤン・リャン軍から10万本の矢を奪い、カン将軍(キム・シウォン)率いる高句麗軍とマルガル族は、決戦の場・遼河まで敵を誘い出すことに成功する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第7話 ヨンヤン王率いる高句麗軍とヤン・リャン率いる隋軍は、ついに遼河での決戦を迎える。隋軍は対岸の敵軍を目指し凍結した川の氷上を進攻するのだが、高句麗の巧妙な戦略により、その数時間後に大敗を喫する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第8話 卑沙城を目指すヤン・リャン軍は、猛暑と遼沢の湿原に行く手を阻まれ進軍が遅れていた。高句麗軍は隋軍の水供給を断ち、隋軍をさらに苦しめる。隋の軍師コ・ギャンや兄ヤン・グァン(キム・ガプス)は退却するようにヤン・リャンに忠告するが、ヤン・リャンはこれを聞き入れようとしない。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第9話 ヤン・リャン軍が伝染病によって破壊的な打撃を受けていた頃、隋の水軍総監チュ・ラフ(ナム・ヨンジン)は4000隻もの戦艦を率いて海路で卑沙城へ向かっていた。迎え撃つ高句麗のコ・ゴンム艦隊は、海霧を利用し衝角船で先制攻撃を仕掛ける。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第10話 高句麗水軍の突撃隊は、敵艦へ捨て身の攻撃を繰り返していた。死を恐れず、火だるまになりながらも敵に斬り込む早衣の姿に、敵将チュ・ラフは恐れおののく。多くの犠牲を払った高句麗水軍であったが、ついに薄明の時が訪れ隋水軍を撃破する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第11話 隋との戦いに勝利した高句麗では、凱旋したコ・ゴンム軍の歓迎式が執り行われていたが、莫離支ヨン・テジョ(パク・インファン)は祈祷で体調を崩し、気力を養うために白頭山に戻る。一方、隋の文帝ヤン・ギョンは「隋に恥をかかせた」として息子グァンとリャンに自決を命じる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第12話 試験に勝利した花郎のキム・ユシンと郎徒のヨン・ゲソムン。風月主キム・ヨンチュン(キム・ヒョンイル)はゲソムンの資質を見抜くが、ゲソムンはユシンの弟フムスンに下僕としての立場を強要される。試験後の宴の夜、巫女チョングァンニョ(パク・シヨン)はユシンに、ユシンの妹ボヒはゲソムンに愛の告白をする。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第13話 新羅の大花郎キム・ユシンに恋い焦がれる巫女チョングァンニョ。しかし歴代の王に仕え、新羅王室の男たちを虜にし、思いのままに操ってきた義母ミシル宮主(ソ・ガプスク)は、娘の恋に猛反対をする。一方、随の王室では文帝ヤン・ギョンの次男グァンが、王位継承者である兄ヨン(キム・ヨンホン)に威厳を示すよう進言する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第14話 新羅へ赴いたヨン・テスは、高句麗に従うよう記された詔勅を読み上げ、新羅に大きな圧力をかける。その頃、キム・ボヒはゲソムンへの募る思いを伝えるが、ゲソムンは身分の違いを意識するあまり、それに応えることが出来ないでいた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第15話 随の文帝ヤン・ギョンは、独狐皇后の顔色をうかがいながら暮らしてきたが、寵愛している側室を皇后によって処刑されたことに激怒し出宮する。それを知った次男グァンは、母に「嫉妬に溺れた皇后ではなく慈悲深い国母の姿を示すように」と謝罪を勧める。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第16話 キム・ボヒとの駆け落ちを決めたゲソムンは、ボヒの兄フムスンに「身の程知らず」と罵られ、家から出て行くように命ぜられる。キム・ユシンはチョングァンニョへ涙ながらに別れを告げるが、彼女を忘れられず花郎の修練にも身が入らない。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第17話 随の太子は、次男グァンの差し向けた酒宴に興じていたが、そこへ突然、文帝ヤン・ギョンと皇后が視察に訪れる。太子はこれに気付かず、酒の勢いで皇帝への失言をしてしまう。我慢の限度を超えたヤン・ギョンは激怒し、太子派の官僚らを謀反の罪で尋問、太子に自宅軟禁を命じる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第18話 洞窟で高僧ナンスンに出会ったキム・ユシンは「自分自身に勝たねば三韓統一の夢は実現しない」と諭され、ナンスンから古書を授かる。チョングァンニョと決別することを決意したユシンは、学びのため諸国周遊の旅にゲソムンを誘うが、ゲソムンはボヒと町を出て行く覚悟を決める。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第19話 罪人として処罰を受けることになった随の太子ヤン・ヨン。弟グァンは兄の無実を父に訴えるが、文帝ヤン・ギョンはこれを退け太子の廃位を決める。そして苦渋の末に、新太子の名を告げるのだった。一方高句麗では、コ・ゴンムら官僚たちが、新羅の使者キム・ソヒョンに服従するよう圧力をかける。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第20話 ゲソムンの友人ペクソクと諸国を巡る旅に出たユシンは、ペクソクの不審な行動に疑いを感じ、彼が高句麗の密偵であることを見抜く。同じ頃、フムスンの執拗な捜索から逃げ続けるゲソムンとボヒは、束の間、二人だけの幸せな時間を過ごし互いの気持ちを確かめ合うのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第21話 罪人として捕らえられたゲソムンに、キム・ユシンは「友としての最後の情けだ。自決して名誉を保て」と剣を差し出す。ユシンの涙を見たゲソムンは、ボヒへの未練を断ち切り自決を覚悟する。新羅のチンピョン王は、キム・ソヒョンから高句麗の横暴な要求を聞き、高句麗との全面戦争を決断する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第22話 都から遠く離れた辺境の地で奴隷として働かされるヨン・ゲソムンは、同じく奴隷の少年マドゥ(イ・ジョンギル)と出会う。偉ぶるマドゥを無視するゲソムンだったが、材木の下敷きになりかけたマドゥを救ったことから二人は親しくなる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第23話 独狐皇后の崩御に沈む隋文帝ヤン・ギョンの元に新羅の使者が訪れ、高句麗討伐の願いを伝える。またコ・ゴンムの命により高句麗も使者を遣わし、先の戦争の謝罪を文帝に申し出て隋を懐柔する策を講じる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第24話 初戦で高句麗に完敗し、意気消沈する新羅軍。風月王は経験の浅い花郎を出陣させ兵の士気を上げる策に出る。劣勢でも逃げださず敵に立ち向かう花郎たちの勇姿は、高句麗の将軍にとって驚きであった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第25話 ボヒに会うため、労務上から逃亡を図ったゲソムンは、マドゥと共に捕らわれ極刑を宣告される。マノ皇太后の恩赦により刑は免れるが、隋の商団の人夫として引き渡されることになり、再びボヒを抱きしめることなく新羅を去るのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第26話 隋の太子となり実権を握ったヤン・グァンは、自分を非難する弟たちに苛立つ。また、一番の側近として仕える右僕射ヤン・ソの尊大な発言にも嫌悪するのだった。一方、ヤン・スとヤン・リャンは虐げられた生活を強いられ心を患う廃太子ヤン・ヨンを訪ね、兄に「復権させてみせる」と伝える。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第27話 ワン・ビン率いる隋の商団の人夫となったゲソムンは、ひょんなことから武士団のチョムバギ、センヘ(チェ・ギュファン)と試合をすることになり、圧倒的な強さで2人を負かす。初めて自分より強い人間と出会ったセンへは感動し、ゲソムンと義兄弟の契りを結ぶのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第28話 商団の船が嵐で沈没し、離島に漂流したゲソムンたちは海賊の捕虜となる。ゲソムンに命を救われたワン・ビンは彼に親しみを覚え、太子の侍衛軍によって救出された後、一緒に隋に来ないかとゲソムンを誘う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第29話 文帝ヤン・ギョンは、太子に襲われたというチンクィビンの訴えを信じ、ヤン・グァンを廃位して兄ヤン・ヨンを復権させることを決断する。これに慌てたヤン・グァンは腹心の武衛将チャン・ヒョン(ソン・ホギュン)に泣きつく。そしてついに、病床に臥す文帝ヤン・ギョンに魔の手が伸びる……。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第30話 悲願の隋皇帝の座に就いたヤン・グァンは、即位式で高句麗征伐を宣言する。弟のリャンは、人道を外れた兄に厳罰を下すため軍を出陣させるが、ヤン・グァンは右僕射ヤン・ソ(キム・チャンボン)に制圧を命じる。その頃ワン・ビンは友人のイ・ミル(チェ・ジェソン)、ヤン・ヒョンガム(イ・ジヌ)らにゲソムンを紹介し、いずれ中原を揺るがす人物だと称賛する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第31話 皇帝の地位を誇示し、強引に政策を進める隋のヤン・グァンは、自分に反発するチンクィビンを殺害し、謀反を起こした弟ヤン・リャンを幽閉する。そして、その毒牙は側近のヤン・ソに向けられる。高句麗のコ・ゴンムは、ヤン・グァンの尋常ではないやり方に脅威を感じ、隋との開戦に備えるのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第32話 ヤン・グァンは高句麗から使者を密偵と罵り、「必ずや高句麗王とゴンムの首を切る」と恫喝する。一方、イ・ミルの屋敷を訪ねたゲソムンは、高句麗の国鳥である三足烏(さんそくからす)の掛け軸があることに驚く。イ・ミルが語る三足烏にまつわる歴史と、壮大な志を聞いたゲソムンは心を揺さぶられ、彼らの同志となることを誓う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第33話 左僕射(チャボクヤ)ヤン・ソは、ヤン・グァンから疎まれ毒殺の危機にあう。一度は太子を利用し難を逃れたが、ヤン・グァンの殺意を確信し、己の最期を覚悟する。一方、ゲソムンはイ・ミルから「剣より大勢と戦える武器は徳である」との教えを受け、イ・セミンからは「大業を成すために手を組みたい」と誘われる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第34話 ヤン・グァンは、嬉々としてヤン・ソの弔問に訪れ、棺を前に楽士を入れて酒宴を開く。常軌を逸したヤン・グァンの愚行を目の当たりにし、イ・ミルは「喪中の家で宴をするのは、この世で陛下だけです」と非難する。その頃、高句麗のヨン・テジョは、隋との大戦において鍵となる国・トルグォル(キ・ジョンス)のカハンを訪ね、同盟を結ぶよう提案する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第35話 ヨン・テジョは、隋のヤン・グァンと対面する。皇帝を前にして「高句麗は隋をひざまずくことはない」と対峙するテジョにヤン・グァンは感心するが、高句麗討伐への執念をあらたにする。ヤン・グァンの遠征に同行していたゲソムンは、期せずしてワン・ビンの幕舎でヨン・テジョと出会う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第36話 自らの寿命が長くはないと悟りながらも、高句麗のために倭国へ一人赴くヨン・テジョ。二度と戻らない覚悟のテジョは、執事のチェム(パク・スンホ)に「ゲソムンを頼む」と言い残して旅立つ。高句麗ヨンヤン王は隋との大戦に備え、テジョの代わりにウルチ将軍を任命する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第37話 高句麗を滅亡させることに執念を燃やす隋の皇帝ヤン・グァンは、総勢300万人の兵を動員し、高句麗への一斉攻撃に躍起になる。第一目標は、遼河を渡り遼東城を陥落すること。迎え撃つ高句麗のコ・ゴンムは「避けられない戦争だが、国と民が一丸となって初めて勝つことができる」と部下に激を飛ばす。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第38話 思わぬ失態により初戦敗退したヤン・グァンは怒りが収まらず、再び遼河を渡り遼東城を陥落させることに執着する。一方、高句麗のコ・ゴンムは自国の兵が10万人しかいないことを憂慮するが。ウルチ・ムンドク(イ・ジョンギル)は、敵が焦りだすまで持ちこたえれば秘策があると言う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第39話 遼河を渡ったことに喜びを隠せないヤン・グァンだったが、高句麗のカン・イシク(キム・シウォン)に隋の３人が続けざまに倒されるのを目の当たりにして動揺する。一方、高句麗の早衣たちは、隋の兵糧基地に奇襲を仕掛け、食料、武器、軍需品を最強の敵と脅威を感じつつも、遼東城の陥落に執念を燃やす。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第40話 遼東城の攻略に躍起になるヤン・グァンは「兵の死体で山ができようとも必ずや陥落させろ」と命じるが、高句麗の巧みな攻防に歯が立たず。長引く戦況に逃げ出す兵も現れる。一方、高句麗軍も続々と投入される隋兵との戦闘に疲労の色は濃く、鉄壁といわれる遼東城の城壁の一部が破壊される。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第41話 ヤン・グァンは、高句麗討伐に出発してから5ヶ月経つ今も、遼東城を陥落できないことに自尊心を傷つけられ、「まもなく訪れる雨季の前に片をつけねば」と焦る。しかしネ・ホア(チョン・ミョンハン)水軍が大同江に上陸したとの知らせにヤン・グァンは活気を取り戻し、別軍を編成し水軍とともに平壌城を挟み撃ちすると宣言する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第42話 鴨緑江に軍営を敷く隋の別軍だったが、無理な行軍のせいで兵士たちは疲労と飢餓に苦しみ、戦闘を前にして悲惨な状態であった。一方、隋のネ・ホア水軍に上陸を許した高句麗のコ・ゴンムは絶体絶命の危機を迎えるが、「勝利のためには誘引作戦しかない」と話す。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第43話 高句麗のウルチ・ムンドクは、隋の別軍の元へ「降伏する」との伝令を飛ばし、ひとり鴨緑江を渡り敵陣へ乗り込む。敵将の思わぬ行動に混乱する別軍。その対処について将軍同士の間で意見が対立する。一方、自らの戦法である挟撃作戦に満悦するヤン・グァンであったが、敵の降伏の知らせに緊張感を高める。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第44話 手柄を立てることに躍起になるネ・ホアは、ヤン・グァンが指示した陸軍との挟撃作戦を無視し、単独で平壌城へ行軍する。事の次第を知ったヤン・グァンは激高し、直ちに退却するよう命じるが、時すでに遅く、平壌城で待っていたのは緻密な計画のもとに仕掛けられたコ・ゴンムの罠だった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第45話 ネ・ホア率いる4万人の兵が平壌城で全滅したと知らされたヤン・グァンはコ・ゴンムへの敵意を露にし、残された別軍に望みを託す。その頃、別軍はウルチ・ムンドクのいる白馬城に攻撃を仕掛けるが、激戦となり一時退却を強いられる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第46話 別軍は平壌城を目前にするが、兵の飢餓と疲労が募り撤退を強いられる。それを見越していたウルチ・ムンドクの策により密かに建設されていた堤防が一斉に開放され薩水を渡る30万人の別軍に激流が襲い掛かる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第47話 ヤン・ヒョンガムは皇帝派の官僚らを密かに自宅に招きいれ、穀物を分け与えて彼らを取り込もうと画策する。そして皇帝暗殺を企て、王座を狙うようになる。イ・ミルは、この愚行に気づきつつも同志として共に計画を進めるとゲソムンに話すのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第48話 ヤン・グァンが高句麗征伐へ出兵すると、ヤン・ヒョンガムは同志コク・サジョン(パク・ジンソン)の忠告も聞かず、挙兵のためヨヤンへ向かう。その頃、イ・ミルは挙兵に協力するという各地の群盗の頭領たちと誓いの杯を交わしていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第49話 ヒョカの働きに気を良くするヤン・グァンだったが、再び高句麗のカン・イシクとウルチ・ムンドクの防御に阻まれ苦戦が続き、さらには自軍の兵糧が底を突くという予期せぬ事態にも直面する。一方、挙兵をしたヤン・ヒョンガムは、イ・ミルの最善策を無視し洛陽城陥落に向かうと決める。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第50話 ヤン・ヒョンガムの反乱を知ったヤン・グァンは、高句麗軍と反乱軍からの挟撃を恐れるあまり、身動きが取れなくなる。さらに、隋の機密を知るコク・サジョン(パク・チンソン)が高句麗の投降を図る。勝利を確信していたヤン・グァンだったが、苦渋の選択で全軍撤退を告げ、逃げるように遼河を渡る。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第51話 権力に目が眩んだヤン・ヒョンガムは、イ・ミルの忠告を聞かず皇帝の離宮を落とそうとするが、敵軍に阻まれ撤退する。次に長安を目指すも官軍の伏兵に襲われ、反乱軍は壊滅状態に。そして深手を負ったヤン・ヒョンガムも命を落とす。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第52話 ネ・ホアの作戦により卑沙城が陥落したことで、重要な拠点を失った焦りと怒りが込み上げる高句麗軍。一方、卑沙城の陥落をしたが、この勝利にも関わらず身動きが取れないことにヤン・グァンは苛立ちを見せていた。しかし、隋国内で反乱が多発していることをうけ、高句麗征伐よりも隋国内に目を向けるよう進言を受ける。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第53話 洛陽がなかなか陥落しないことを受けてイ・ミルは、手を組もうと史書を送ってきたイ・セミンとの協力を受けようとする。一方、撤退の進言を受け入れられず、また高句麗へ攻め入ることもできないヤン・グァンは皇后と酒を飲み、宴を開いていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第54話 謀反によってヤン・グァンが没したその半年後、高句麗のヨンヤン王も逝去した。そしてヨンヤン王の息子であるゴンムが第27代王として即位する。一方の隋ではヤン・グァンを討ったウムン・スル(イム・ヒョクジュ)の息子ファグプ(ユン・チョルヒョン)が自ら皇帝となっていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第55話 白頭山のチョシル(イ・デロ)のもとで５年間修行を積んだゲソムンは、早衣の頭領ククソンとなり、国に命を捧げる覚悟を決める。そして、ひとり目的を果たすため平壌城を目指すのだが、ひょんなことから村里で謎の男と、役人に追われる娘に出会い、ともに旅をすることになる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第56話 叔父ヨン・テスとの対面を果たすゲソムン。命を狙う理由をゲソムンに問われたヨン・テスは「国の災いとなる者は殺す」と断言する。ゲソムンも「これからは父の後を継ぎ、高句麗に全身全霊を捧げて国を復興させる」と対峙するのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第57話 武術大会で優勝したゲソムン。高句麗のヨンニュ王(チェ・ジョンファン)は宣言どおりゲソムンに官職を与え、姪ソヨンと結婚するように伝えるのだが、国を滅ぼす男と予言されたゲソムンの出現に王の同様は隠せず、ヨン・テスは一層警戒を強めるのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第58話 ヨンニュ王はヨン・テスやヨクサルらの反対を制して、ゲソムンを近衛隊長として迎え、姪ソヨンとの婚礼を命じる。ゲソムンは唐に残してきた妻イファを想い苦悩するが、策士チュンニ(チョ・サング)に「大志を成すためには犠牲が伴うもの」と助言される。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第59話 カン・イシクはヨンニュ王に対し唐の冊封と冊暦を求めたことを痛烈に批判するが、王はこれを排除し、唐の使者を迎える。その頃、唐では意を決したイ・セミンが謀反を起こす。自分の命を狙う兄の太子と弟をワナにはめ殺害し、父イ・ヨン皇帝を拘束するのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第60話 ゲソムンの後見人となるとのヨンニュ王の宣布は、祷薩と王族に大きな波紋を呼ぶ。チュンニも王の本心ではないゲソムンに忠告するのだった。婚礼を済ませ共に生きる事を誓ったゲソムンとソヨンの前に、隋で別れたセンヘがゲソムンの息子を連れてくる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第61話 ゲソムンはヨンニュ王に「天孫として唐に屈する事があってはならない」と進言するが、王は「外交戦略だ」とこれを退ける。互いの気持ちが通じ合わないまま、ゲソムンは涙ながらに「於阿歌」を王に捧げるのだが……。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第62話 トルグォルから唐征伐の申し出を受け、朝廷内の保守派と革新派で意見が分かれる中、ヨンニュ王は唐へ進軍はしないと断言する。また王はゲソムンに新羅と攻防を続けている阿利水戦線へ向かうよう命じる。しかしゲソムン一行にヨン・テスの刺客が紛れ込むのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第63話 ゲソムンは刺客が放った炎に包まれるが、道人の能力で無事脱出する。その頃王宮では、唐の道教を受け入れるヨンニュ王に対し学生たちが抗議行動を起こす。チュンニはソヨンらに「民の不満が怒りとなり爆発する時、主君(ゲソムン)を中心とした次の世が始まる」と話すのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第64話 キム・ユシンとの一騎打ちで優位に立つゲソムンだが、新羅兵の放った矢がゲソムンを射貫く。一方、宮中ではヨンニュ王の命令により道教の講堂建設が始まる。太学博士のイ・ムンジン(パク・ヨンス)は死を覚悟の上で王へ反対の意を直訴するのだったが、王によって投獄されてしまう。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第65話 ２人きりで酒を酌み交わすキム・ユシンとゲソムンは、両国の未来について語り合い、再会を約束する。一方、ヨンニュ王の国政を正すため神宮では断食祈祷を始めたカン・イシクに、学生や早衣らが賛同。将軍らの上奏や大学博士イ・ムンジンの自決などが続き、王は窮地に立たされる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第66話 カン・イシクを支持する民の抗議が続き頭を抱えるヨンニュ王。王はゲソムンにカン将軍を説き伏せ、早衣や学生を鎮圧するよう命じる。しかしこの任務はゲソムンに対するヨン・テスの巧妙なワナが仕掛けられていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第67話 カン・イシクの死を悼む民が神宮に集まり、郡は大混乱に。ヨンニュ王は国葬と執り行うと命じるのだが、ヨン・テスは「今すぐ王命に背いたゲソムンの責任を問うべきだ」と主張する。王は再びゲソムンと2人で会い、自身の国政への協力を頼むのだったが……。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第68話 ヨンニュ王が唐の要求を受け入れ遼河の記念塔を壊すように命じると、これに抗議する民が王宮前に大挙し、死を覚悟の上で命令の撤回を願い入れる。ゲソムンは莫離支と祷薩らに対し、国の自尊心を売るなと痛烈に批判するのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第69話 ヨンニョ王の政策に民の不満が募る中、ゲソムンは王への忠義から挙兵を躊躇していた。しかしマンニジのヨン・テスは謀反を阻止するため、反発する官僚たちを辺境の地へ送り、ゲソムンを東部家門のヨクサルに任命して監視下に置くことで眼前の危機を回避しようと考えていた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第70話 チョンニの要請により挙兵したテ・ジュンサン(ソン・グムシク)は、2万の兵で都を目指す。ヨン・テスは鎮圧軍を向かわせ、近隣の城にも反乱軍を制圧するように命じるのだが、事態は思わぬ方向へ大きく動き始めるのだった。厳戒体制の中、ゲソムンの継承式が執り行われる。国の再建をチュモ王に誓ったゲソムンは、ここで、高句麗の尊厳をおとしめた者たちに処分を下す。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第71話 主要な官僚を処断し、軍を全滅させたゲソムンは王宮にむかう。覚悟を決めたヨンニュ王は静かにゲソムンに語りかけ、最後の言葉を残す。そしてヨン・テスも……。政変を成したゲソムンはポジャン王を王座にすえ、自らは大マンニジとして国政を執り行う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第72話 政変を知ったヤン・マンチュンは、ゲソムンら革命派を憎悪し「謀反者を成敗する」と挙兵の準備を進める。だが、かつての戦友オン・サムン(パク・ヨンノク)は彼を説得するとゲソムンに申し出、テ・ジュンサンと共に非武装で命がけの説得に向かうのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第73話 反乱の理由を報告するよう唐の使者から促がされたゲソムンは、イ・セミンを痛烈に批判し、使者を恫喝する。ゲソムンが国政に奔走する中、妻ソヨンは双子の男の子を生むのだった。一方、チュンニは国境で対峙する百済のプヨ・チュンと、新羅のプムソクに接触し、両国の情勢を探り、都・徐羅伐へ向かう。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第74話 ゲソムンとソヨンの双子の子は、生後20日で白頭の早衣の修練場に預けられる。ゲソムンは、唐へ戻る使者に、イ・セミンを誹謗中傷した言葉を託し敵対心をあらわにする。一方、早々と高句麗と手を組むと決めた百済に対し、新羅は混乱していた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第75話 キム・ユシンの邸宅で泥酔したキム・チュンチュ(キム・ビョンセ)は、ユシンの妹ムニと一夜をともにする。妻子あるチュンチュは慌てるが、ムニから将来を約束するよう詰め寄られる。キム・ユシンは三国の戦争に備え、花郎と郎徒に檄を飛ばすのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第76話 約束の日を過ぎてもキム・チュンチュからムニへの返事はなく、キム・ユシンは「家名を落とした罪」として、妹ムニを焼き殺そうとするが……。一方、新羅の城では、城主プムソクの愚行に兵や民の不満が募る。敵の離間作を取っていた百済のプヨ・ユンチュンは、満を持して侵攻する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第77話 高句麗と百済の連合軍の攻撃で党項城は壊滅状態となり、要所である城の陥落に続く敗北で、新羅は国として風前の灯であった。また、キム・チュンチュは、ひとり娘コタソの無残な亡骸を目の前にして我を失うが、キム・ユシンの助言により立ち直り百済への復讐を誓う。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第78話 高句麗国内が凱旋で沸く中、ゲソムンは妻ソヨンから息子たちにまつわる不吉な予言と、母としての苦渋の決断を聞かされる。一方、新羅のキム・チュンチュは百済討伐のため、高句麗への援助の要請に使者として赴くのだったが…。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第79話 イ・セミンの宣戦布告を受けたゲソムンは、王に代わり戦時体制に入ると朝廷で宣言し、軍の配属を発表する。一方、イ・セミンは使者が高句麗に拘束されたことを知り激高。高句麗討伐の勅令を出すよう命じるのだが、そこへ進軍を阻む太子の謀反の知らせが届くのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第80話 唐の内乱により、高句麗は平穏な日々が続く。しかし、ゲソムンは「生存をかけた戦いがもうすぐ始まる」と確信する。そんな中、白頭で修練を続けていたゲソムンの長男・ナムセン(アン・ジェモ)が帰ってくる。一方、復讐に燃える新羅のキム・チュンチュは、キム・ユシンの反対を押して倭国へ援助を求めに向かうのだが…。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第81話 幽州に集結していた唐国60万の大軍が動き始め、高句麗も臨戦態勢に入る。イ・セミンは、宿敵ゲソムンを欺く緻密な戦略を練り上げ、意気揚々と高句麗への親征を宣布するのだった。西暦645年、唐と高句麗の長きに渡る大戦の幕開けである。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第82話 唐軍は三手に分かれ進撃を開始。イ・ジュク軍6万の兵は、高句麗北部の城に奇襲をかけ陥落させる。イ・セミンに欺かれ城を失ったゲソムンは、次の標的は卑沙城ではと案ずるのだが…。一方、遼沢を渡るイ・セミンは、高句麗に滅ぼされた隋兵30万人の遺骨を目の当たりにし絶句する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第83話 高句麗の海路の要所・卑沙城は、唐軍の奇襲攻撃に遭いあっけなく陥落する。落城を許した敗将コム・モジャムとコ・トルバルは死をもって償うとわびるが、ゲソムンは「無責任な死より、城を奪還し名誉を回復しろ」と叱咤するのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第84話 風向きが遼東城に向かうのを待ち、イ・セミンは火攻めを開始。難攻不落の遼東城は、強風にあおられて瞬く間に火の海と化す。一心不乱に祈りを捧げたゲソムンの願いは天に届かなかった…。歓喜する唐軍は次の標的である白巌城へ進軍する。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第85話 城主ソン・デウム(シム・ウチャン)の裏切りにより、イ・セミンに白巌城を奪われた高句麗軍。沈痛な面持ちの部下を前に、ゲソムンは自ら安市城に赴き戦線の指揮を執り戦況転換を図ると戦前するのだった。また、宿敵イ・セミンも運命の決戦場となる安市城に向かうのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第86話 ゲソムンは唐軍に囲まれた安市城に入城するため、手薄な北側の敵に奇襲をかけ北門を目指す。一方、イ・セミンは高句麗5万の先鋒軍を壊滅させるため、巧妙な戦略をもって自ら先鋒に立つ。高句麗の先鋒軍を率いるコ・ヘジンとコ・ヨンスは、ナムセンとコ・トルバルの制止を聞かず、イ・セミンの罠にはまるのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第87話 安市城をなかなか攻略できないイ・セミンは、攻撃の傍ら50万人の兵を動員し城の横に安市城より高い土手を築かせる。また高句麗軍に次々と補給路を絶たれ苛立つイ・セミンは、状況を打開するだめにチャン・ニャン(ソン・ジョンハク)率いる水軍に鳳凰城を攻撃するように命じるのだが……。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第88話 鴨緑水で唐の水軍を撃沈したコム・モジャム(アン・スンフン)。しかし唐との激戦が長期化する中、安市城の武将も民も疲労と飢餓に苦しむ。ゲソムンは「神の子孫として高句麗の地を守り抜くことが使命。雨がやむ明日の夕方が勝負だ」と言う。一方、イ・セミンも苦戦を強いられ多くの兵を失い焦燥にかられる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第89話 ゲソムンの奇襲により土手を奪われ、劣勢となった唐軍。自ら戦場に赴いたイ・セミンは、久しぶりにゲソムンと対面するのだが、直後ヤン・マンチュンの矢に左目を貫かれる。一時退却を強いられたイ・セミンは、受けた屈辱を晴らすため再び全軍に総攻撃を命じる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第90話 負けを認め撤退を決意するイ・セミン。かつての友人として別れの挨拶を交わすイ・セミンとゲソムンだったが、戦いはまだ終わっていなかった。飢えと寒さで次々に唐軍兵たちが倒れる中、イ・セミンは帰国の道が遼沢の沼地以外にないと知り愕然とする。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第91話 満身創痍のイ・セミンは過酷な逃亡を強いられ、宿敵ゲソムンへの恨みを強める。高句麗の挟撃から逃れるため休む間もなく逃亡を続けるイ・セミンだったが、とうとう廃村で高句麗軍に追いつめられる。降伏を迫るゲソムンだったが…。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第92話 新羅のキム・チュンチュは、帰還したイ・セミンを訪ね、百済討伐のために兵を貸して欲しいと申し出る。了承したイ・セミンであったが、遼沢でできた腫瘍が悪化し重体であった。一方、勝利を納めたゲソムンも、好敵手イ・セミンとの長く激しい戦いがたたり体調を崩す。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第93話 あの激戦から数年後、体力を回復するために白頭に籠っていたゲソムンは下山を決意するが、租室から「高句麗に固執するな」と告げられる。同じ頃、ゲソムンの双子の息子ナムゴン(キム・ホンピョ)とナムサン(ト・ギソク)が、兄ナムセンと対面するのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第94話 ゲソムンは歓喜して自分を出迎える官僚たちを一喝。「怠惰になれば高句麗の名が消える」と戒めるのだった。一方、堕落した百済のウィジャ王は、自分を批判する忠臣プヨ・ソンチュンを罰する。また、新羅のムヨル王は、キム・ユシンに三韓統一のためにも唐を裏切るなと迫る。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第95話 唐皇帝イ・チ(パク・ヒョンジェ)の寵愛を傘に、自らの野望を果たすため画策する側室ム・ジョ(チャン・ウンビ)。ワン皇后やチャンソン・ムギ(チャン・ハンソン)を非常な手段で窮地に追い込み、ついに皇后の座に就くのだった。唐は、高句麗討伐に動き出し、最初の目的である百済討伐へ向かう。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第96話 ケベク将軍率いる百済5千の兵は死ぬ覚悟で戦場に立ち。キム・ユシン率いる5万の新羅軍を相手に初戦を勝利する。キム・ユシンはその気迫と闘志に負けを認め、反撃するには花郎の犠牲が必要だと言うのだった。一方、高句麗は唐の15万の兵が遼東城に進軍しているため、百済に援軍を送れずにいた。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第97話 健康を害し国政を担えなくなったゲソムンは、後継者として長男ナムセンを莫離支の職につける。だが、ナムセンの弟ナムゴンとナムサンは不服を露にするのだった。一方、唐では、皇帝に代わり実権を握る皇后ム・ジョが大軍を高句麗へ侵攻させる。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第98話 ナムセンはケピルハリョク(イ・ゲイン)に裏をかかれ大敗を喫するが、支援に向かったヤン・マンチュン、オン・サムン(パク・ヨンロク)、テ・ジュンサンら老将が見事な手腕でケピルハリョク軍を壊滅させる。一方、ゲソムンは唐の海軍に対抗するため、都城を囲む「ペガン」と「サス」に敵をおびき寄せる策をとるのだった。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第99話 大規模な兵力を動員したにもかかわらず高句麗に大敗した唐。ム・ジョ皇后は激怒し「ヨン・ゲソムンがいる限り侵攻はしない」とイ・ジョクに申し渡す。西暦666年、ゲソムンは息子ナムセンに大莫離支の職を譲る。だが、兄ナムセンに反発するナムゴンとナムサンは、ソン・ドヘ(ヤン・ヒョンホ)とシン・スンの術中にはまり…。

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  淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)　第100話 政変を起こしたナムゴンとナムサンは、兄の家族を皆殺しにし、父の忠臣チュンニとセンヘをも手にかける。一方、巡行中のナムセンは、逃げ延びた長男ホンソン(ソ・ジュニョン)から政変の事態を知り、やむなく唐へ投降する。内部分裂し混乱した高句麗。この好機を逃さず、唐は高句麗討伐に向かうのだった。