後漢末期、群雄が割拠する中、曹操(そうそう)が皇帝・劉協(りゅうきょう)を傀儡にして勢力を伸ばしていた。遠く都を離れた司馬(しば)家に預けられ育った劉平(りゅうへい)は、突然迎えに来た父に連れられ都に向かう。その道中、思わぬ秘密を知らされ驚く劉平。劉平は皇帝の双子の弟だったのだ。
しかし、劉平が都に着いた時には、病弱な皇帝はすでに亡くなっていた。亡き兄の遺志を継いで皇帝に成り代わった劉平は、皇后の伏寿と幼なじみの司馬懿(しばい)と共に漢王朝を再興するために曹操との戦いに挑む!