魔王

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  魔王　第1話 刑事として働くカン・オス(オム・テウン)のもとに差出人不明のタロットカードと奇妙なメッセージが入った宅急便が届く。その夜、法曹界の名士、クォン弁護士(イ・ドリョン)が殺害され、現場にも同じカードが置かれていた。不吉な予感がするオスは、上司パン(チュ・ジンモ)に連れられ、サイコメトリーという人や物に触れるとその情報が読み取れる女性ソ・ヘイン(シン・ミナ)のもとへと向かう。偶然にもタロットカードに描かれていた絵は、彼女が描いたものだった。一方、その場にクォン弁護士と最後に会話したという弁護士オ・スンハ(チュ・ジフン)が現れる…。

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  魔王　第2話 届いた「審判」のカードをもとにヘインは、カードの送り主はオスと関係する人物だと告げる。オスはヘインの能力を信用し、彼女に捜査依頼を開始。凶器となったナイフを透視したヘインは、犯人はチョ・ドンソプ(ユ・ヨンス)であるとオスに伝える。一方、オスのもとに新たなタロットカード「正義」と手紙が届く。そんな中、ドンソプはスンハを信頼し出頭するが、スンハは彼の弁護を引き受けていて…。

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  魔王　第3話 出頭してきた容疑者の弁護士として現れたスンハの姿に、オスは驚きを隠せない。一方、ドンソプはクォン弁護士を偶発的に刺してしまったと供述すると同時に、何者かによって過去の不当な刑に対するクォン弁護士への謝罪要求を促す手紙が定期的に届いていたと語り始める。容疑者には共犯者がいると確信するオスは、ヘインの協力を得ながら共犯者の捜査に全力を注ぐ。そんな中、オスの友人ユン・デシク(ハン・ジョンス)はソラ(イ・ミニ)という少女の母に借金返済を迫っていた…。

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  魔王　第4話 クォン弁護士を殺害したドンソプを擁護する記事がネット上で話題になる。その記事を書いたのはソン・ジュンピョ(キム・ギョンイク)というフリーライター。彼は4年前、オスの父、カン・ドンヒョン(チョン・ドンファン)の暴露記事を書き、仕事と家庭を失っていた。オスは彼を犯人だと考え、捜査に乗り出す。一方、事件の現場検証で被害者役を演じたオスは、自身が起こした過去の傷害致死事件の記憶が重なり動揺。そんな中、デシクのもとに新たな「正義」のカードとぬいぐるみが到着し…。

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  魔王　第5話 喘息を患っていたデシクが搬送先の病院で死亡。当初、病死と考えられていたが、現場にはタロットカードが置かれていた。他殺と確信したオスは、ジュンピョが犯人だと考え、彼の家へと向かう。一方、デシクに届いた「正義」カードから男の影を読みとったヘインは、地下鉄の駅でその男とすれ違うのだが…。そんな中、ヘインのもとに「女帝」カード、オスには高校時代の写真が届く。

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  魔王　第6話 スンハの事務所で事務長を務める元刑事のチャ・グァンドゥ(キム・ギュチョル)は、これまでの事件の被害者にある共通点を見いだす。それは12年前、自身が担当した殺人事件の関係者であることだった。一連の殺人事件について過去の事件の報復だと元同僚のパンに指摘。一方、カードを受け取ったヘインは、カードの意味から送り主が自分に死者の声を代弁してほしいのではないかと思い始める。そしてオスとともに「女帝」カードから察知した学校を訪ね、12年前に起きた事件を透視するのだが…。

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  魔王　第7話 一連の事件が12年前に起こした事件の復讐だと考えたオスは、友人のナ・ソクジン(キム・ヨンジェ)とキム・スンギ(オ・ヨン)に注意を促す。そしてオスは過去に自身が起こした事件のせいで友人を死なせてしまった責任から刑事を辞めると言い出すが、そんなオスをパンは一喝。そんな中、ソクジンのもとに差出人不明の不倫現場の写真が届き…。

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  魔王　第8話 オスはヘインに12年前に起こした傷害致死事件を告白。「大事なのは今」だと言うヘインの言葉にオスは、辞職を思い止まる。一方、オスはデシクを殺した犯人を逮捕。犯人の供述により犯人の娘ソラを誘拐し、ぬいぐるみを送った人物が事件を背後で操る真犯人だと断定する。そして、なぞの人物“優しいおじさん”の捜索に乗り出し始めるのだが…。

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  魔王　第9話 オスは中学時代、友人らといじめていたキム・ヨンチョル(チョ・ジェワン)が事件に関与していると考え、彼のもとを訪ねる。もう一方の可能性である12年前の事件の被害者家族について調査を進めていたが、母も弟も死んでおり、存在していなかった。一方、ソラにぬいぐるみを渡した男が一連の真犯人と睨むオスらは、ソラにヨンチョルがぬいぐるみを渡した人物かどうかを確認するが、ソラは違う人だと証言。そんな中、ジュンピョのもとに「月」のカードと12年前の傷害致死事件の記事が到着する…。

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  魔王　第10話 スンギに新たな宅配が届く。同封されていたのは、オスの兄、カン・ヒス(チェ・ドンムン)とソクジンの恋人との写真だった。一方、独自に事件を調べていたジュンピョはチョン・テフン(パク・チョロ)の弟テソン(クァク・チョンウク)が死んだ場所に行き、そこで驚愕の事実を知る。そんな中、ヘインが図書館で倒れてしまい…。

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  魔王　第11話 カードを受け取ったジュンピョが次の標的と知ったオスは、彼に注意を促すが、かえって「死人を相手に戦っても勝ち目はない」と謎の言葉を告げられる。そしてスンギは送られてきた写真からある秘密を知り、ソクジンを脅し始める。一方、スンハにも差出人不明の宅配で「塔」のカードが届くものの、気にせずヘインを昼食に誘うことに。彼女との時間を楽しむスンハだが…。

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  魔王　第12話 ジュンピョはスンハに事故で死んだはずのテソンが一連の事件の真犯人で、証拠を握っていると告げる。そして秘密を口外しない代わりにカン議員への復讐の共謀を提案するが、スンハは相手にしなかった。一方、ジュンピョは12年前の事件をネタに脅し始め、オスの父は金銭での取引を提案。ジュンピョは取引に応じ現場へと向かうが、そこに二人の男が現れて…。

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  魔王　第13話 ジュンピョが事故に遭い、彼の所持品から「月」のカードを発見する。一方、オスは加害者であるファン・デピル(イ・ソンミン)を拘束。そして事故の直前、デピルは何者かから電話を受けていたことを知る。発信場所が事故現場近くであったことから、オスは事故が仕組まれたものだったと確信。そんな中、ヘイン宅に招待されたスンハは、少年時代に味わった温かい食卓の雰囲気を思い出す…。

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  魔王　第14話 ジュンピョの所持品にスンハの姉、オ・スンヒ(チョン・イクリョン)の住所があったことから、オスはスンヒを訪ねる。そこでスンハ同席のもと、オスはUSBメモリーが送られてきたことを知る。そのUSBメモリーには重大な秘密が隠されており、スンヒはそこから知った事実をスンハに告げる。そんな中、ファン・デピルが運営していたセミナーハウスの火災事故に関する捏造記事をジュンピョが書いていたことが判明し…。

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  魔王　第15話 証拠を得るためデピル宅に不法侵入したオスは、免職の危機に陥る。そして高校時代の担任から死んだはずのテソンを目撃したとの情報を入手し、テソンが一連の事件の真犯人だと確信。一方、オスの父もまたスンハが12年前の事件について何か知っていると考え、彼と接触することに。そんな中、スンヒに送られてきたUSBメモリーは、ジュンピョが送った物ではないと分かり…。

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  魔王　第16話 テソンとスンハが同一人物だと確信したオスは、スンヒがスンハのためにUSBメモリーをすり替えたと推察。一方、スンギとソクジンにタロットカード、オスにはその2枚のカードと彫刻の写真、手紙が届く。そんな中、スンギはヒスを脅迫し、ソクジンはヒスの指示を実行するため、スンギを倉庫街へ連れて行く。

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  魔王　第17話 スンギが遺体となって発見される。スンハが真犯人だと確信するオスは、彼に怒りをぶつける。しかしスンハはテソンの家族を奪ったことを非難し、オスはテフンを刺した罪悪感による苦悩を語り始める。そんな中、現場でソクジンの持ち物と思われるものが見つかり、ソクジンはスンギ殺害容疑で逮捕。一方、オスの父はスンハをホテルの顧問弁護士になるよう誘い…。

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  魔王　第18話 ヘインはある写真からスンハが子どものころ、自分に傘を貸してくれた少年だと気がつく。そして真実を知ったヘインは、スンハに事件から手を引くよう頼む。一方、家出少年リストからスンハの名を見つけたグァンドゥ。スンハは死んだはずのテソンのなりすましだと察し、スンヒを訪ねて彼の復讐を止めてほしいと告げる。そんな中、オスは義姉のチェ・ナヒ(ユン・ヘギョン)が犯行時刻にソクジンに電話していることから、二人の秘密を知ることに…。

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  魔王　第19話 ソクジンはスンギ殺害を認めるが、無実だと信じるオスはナヒにソクジンのアリバイを証言するよう頼む。そしてオスはヘインが見た残像から、スンギの殺害現場にヒスがいたことを知り、愕然とする。一方、グァンドゥから事実を聞いたスンヒが倒れてしまう。そんな中、復讐の完成を前にヨンチョルの家宅捜査令状が下り…。

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  魔王　第20話 スンハは復讐を終わらせようとするが、ヨンチョルに拒否されてしまう。一方、ヘインからの温かい手紙に涙を流すスンハ。そんな中、ヒスは逮捕され、父も他界。絶望したオスは、12年前に起こした事件現場にスンハを呼び出す。そのオスの手には拳銃が握られていた…。