王の顔

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  王の顔　第1話 朝鮮王朝14代王・宣祖(ホン・テウィ/イ・ソンジェ)は即位前、王になれば国に災いをもたらす“王になってはならない相”であると観相師ペク・キョン(イ・スンジェ)に予言されていた。そして即位から20年以上経った1589年。その言葉どおり、民は飢饉とはやり病に苦しみ、度々外敵からの襲撃を受けていた。宣祖は自らの相を補う女人を側室に迎えようと候補の者を探させることに。その上、王たるべき吉相を持つ次男の光海君(ソ・ドンヒョン/ソ・イングク)の相を凶相に変えるため鍼を打たせるのだった。

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  王の顔　第2話 チョン・ヨリプ(チェ・チョルホ)を頭領とした大同契(テドンゲ)は、平等な世の中を夢見ながら海から攻めてきた倭寇を倒し、民を救っていた。しかし王宮の書庫に忍び込み、「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」を盗もうと画策したキム・ドチ(シン・ソンロク)のせいで大同契は逆賊にされてしまう。一方、光海君は幼い頃に自分が渡した“星”を目にし、書店で出会った青年の正体がキム・カヒ(チョン・ミンソ/チョ・ユニ)だということに気がつき…。

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  王の顔　第3話 光海君は、「天文図」に書かれた文章からカヒの父キム・ドゥソ(チョ・ウォニ)が大同契の一員であることを知り、かばおうとする。しかしすでに「天文図」は謀反の証拠として王の手に渡ってしまい、カヒの両親は投獄されてしまう。一方、カヒこそが宣祖の相を補う女人であると知る観相学教授のコ・サン(イ・ギヨン)。宣祖の側室になれば両親を救えるとカヒに話を持ちかけ、カヒは心を決めて宮中に入る。

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  王の顔　第4話 市場通りの長い列。当たると噂の観相師、屏風道士。その正体は光海君だった。一方、３年前に妙香山へ逃げたカヒは、父親が果たせなかった夢のため大同契の一員となっていた。そんな中、ドチは新しい頭領として大同契を率いながら、王に近づく方法を探していた。そして科挙が行われることになり、光海君とドチは観相師としての実力を競うことになる。

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  王の顔　第5話 ドチは試験を受けた者の中で唯一、宣祖の出した課題に正解するが、ドチのことを危険視したサンの策略によって不合格となる。そして別の方法で宮中に入り込もうと考えたドチは、宣祖の側室、キム貴人(キム・ギュリ)の兄キム・ゴンニャン(イ・ビョンジュン)に接近。ゴンニャンはカヒに光海君の暗殺に成功すれば、ドチを仕官させると約束する。カヒは王子たちが狩りに興じているところを狙って矢を放つのだが…。

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  王の顔　第6話 光海君を試すため宣祖は、信城君(ウォン・ドクヒョン)を暗殺しようとした真犯人を５日間で見つけ出すよう命令。光海君は罠を仕掛けて真犯人を見つけるものの、その正体がカヒだと知り、衝撃を受ける。５日後、カヒをかばって真犯人を捕らえられなかったと嘘の報告をする。これに腹を立てた宣祖は、光海君の王子としての身分を剥奪、平民にすると宣言し…。

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  王の顔　第7話 宣祖は大同契を根こそぎ捕らえるため、カヒの人相書きを貼り出させる。一方、光海君はカヒに身を隠すよう勧めるが、聞く耳を持たない。ある日、光海君は謎の人物からチャン・ステ(コ・インボム)の店に呼び出され、高官らによる官職売買の現場を目の当たりにする。それを見た光海君は、信城君が矢を受けたのは世継ぎ争いが原因だと証明する方法を思いつき…。

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  王の顔　第8話 大同契の無実を証明するため、ステの帳簿と先代の王妃の印章である金宝を賭けたゴンニャンと光海君の勝負が始まる。いざという時に備えて店の周りをステの手下が囲んでいた。一方、大同契のため化粧師として働き始めたカヒ。その評判を聞きつけた王妃・懿仁王后(ウィインワンフ)(イム・ジウン)から王宮に呼ばれるも、そこである人物と出くわしてしまう…。

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  王の顔　第9話 王妃の名をかたってキム貴人が贈った絵の顔料に仕込まれた毒を吸ってしまった光海君。意識を失ったものの、カヒの介抱により一命を取り留める。一方、宣祖はかつて自らが試みて失敗した奴婢の解放と租税の免除を光海君が実現させたことに、心中穏やかでない。そんな中、宣祖の寵愛している側室のホン淑容(チ・ソユン)が急死し、宮中では王妃が毒殺したという噂が広まる。

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  王の顔　第10話 宣祖に渡した帳簿が思うように使われないことに絶望し、自ら王になることを決意する光海君。そして朝廷での後ろ盾を得るため、重臣ユ・ジャシン(イ・チョン)の娘ジョンファ(キム・ヒジョン)と婚礼を挙げることに。一方、宣祖は世子冊封のため王子たちを呼び、長幼を問わず世子を決めると告げる。そんな中、キム貴人と結託したドチは、臨海君(パク・ジュヒョン)を利用し、光海君を消す策略を立てるのだが…。

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  王の顔　第11話 日本人が都から引き揚げたと聞いた光海君。使臣が滞在していた東平館を訪れるも、そこで火縄銃を扱う怪しげな者と出会う。そして戦の気配を感じ取り、宣祖に進言するが相手にされない。一方、サンはカヒが妓楼にいることを知り、宣祖に報告。宣祖は再びカヒを側室にしようとするものの、カヒはこれを頑なに拒み…。

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  王の顔　第12話 数百隻の敵船が攻めてきたとの知らせを受けた宣祖は、名将シン・リプ(イ・ジュソク)を戦地へ派遣。ひそかに信城君を訪ねて、世子冊立の意向を明らかにする。一方、ドチは宣祖が一人になる時間を狙って暗殺しようと企むが、サンも同じ日に宣祖とカヒが一夜を過ごす計画を進めていた。そんな中、光海君は都を離れて避難することを決めた宣祖を訪ね、ある提案をする。

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  王の顔　第13話 宣祖は北進する敵の攻撃から逃れるため都を捨てて避難するが、世子となった光海君には都に残って民を守るよう命じる。一方、わずかな兵力で戦っても勝算がないことを悟っていた光海君は、都に残っている民たちを誘導し、安全に避難させようとする。そんな中、臨海君が敵軍に捕まったという知らせが入ってきて…。

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  王の顔　第14話 敵将の木下(キム・ミョンス)は朝鮮の王宮と民を蹂躙し、手柄を立てようと朝鮮の宝物を集めていた。一方、光海君は全国各地を回って義兵を募り、ともに敵と戦いながら義兵軍の指揮をしていた。そして行く先々で勝利を収める。そんな中、避難先で明に援軍を要請したことにより屈辱を受けた宣祖は、光海君に対する称賛の声を耳にし腹を立て、光海君に王位を譲ると言い出す。

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  王の顔　第15話 光海君は宣祖に日本軍を討ち、都を奪い返すと申し出る。しかしすでに明と日本の間で結ばれた講和を破ることになると、猛反対されてしまう。そして宣祖の反対を押し切って都に入る光海君。キム貴人が派遣したドチの密告により都にいることが敵将に伝わり、捕まってしまう。そんな中、信城君は避難先で体調を崩し…。

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  王の顔　第16話 戦乱が終結して一年。宣祖は心の病を悪化させ、光海君は明から世子冊立の承認を受けられずにいた。宣祖は民のため宴を催すものの、集まったのは光海君をたたえる民だけだった。戦で勝利したのは自分が明に援軍を要請したからだと主張する宣祖は、功臣の名簿から光海君の名前を外すことに。そして不満を抱き、抗議した義兵長らを投獄してしまい…。

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  王の顔　第17話 ドチは義兵長の一人を脅し、謀反の罪を着せようとするも、光海君によってそれを暴かれてしまう。そしてドチは捕らえられ、宣祖の意思であると主張し放免される。一方、カヒは王妃に説得され、光海君を廃位から守るため宣祖に仕える決心をする。何も知らない光海君は、宣祖に謁見するため訪れた先で、宣祖とカヒが一緒にいるのを目撃し衝撃を受ける。

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  王の顔　第18話 ヌルハチ(ソン・ヨンギュ)の登場によって部族統一を進め、いつの間にか北方で強大化していた女真族。一方光海君は、ホ・ギュン(イム・ジギュ)から受け取った女真の密旨の内容に驚き警備を固めるが、間者らはすでに王宮に深くまで侵入していた。そんな中、宣祖がカヒを寵愛することにキム貴人は激しい嫉妬を燃やし、ドチに相談。ドチは新たな計略を立て始めるのだが…。

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  王の顔　第19話 明の使臣をもてなす席で毒入りの酒が出され、明の武将が死んでしまう。明の使臣は大量の銀塊とともに臨海君を明に送るよう要求し、宣祖は困り果てる。一方、光海君は酒に毒を盛ったのは女真の仕業だと知っていたが、将来を見越して和睦を図ろうとする。そんな中、ドチは光海君が女真と結託して王位に就こうとしていると宣祖に吹き込み…。

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  王の顔　第20話 カヒが光海君と一緒にいる姿を目撃して、動揺を隠しきれない宣祖。女真と和睦を結ぶと言い出し、光海君に彼らを呼び集めるように指示する。一方、光海君はドチが大同契の頭領だったことを知る。ドチは新しい王妃を迎えれば、必ず嫡男を得られると宣祖に吹き込み、観相による王妃選びが行われることになるのだが…。

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  王の顔　第21話 新しい王妃として光海君らが推薦した娘が急死し、ドチの推すキム・ジェナムの娘(コ・ウォニ)が王妃となる。一方、ドチの悪行を食い止めようとしていた光海君。王妃に男児が生まれることを危ぶむキム貴人と手を結び、宣祖の前でドチを告発するが、それを見越していたドチに先手を打たれてしまう。そんな中、ドチは謀反の口実のため、再び「龍顔秘書」を探し始める。

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  王の顔　第22話 王宮内に捕らえられていたドチが行方をくらます。一方、カヒはソン内官(キム・ミョンゴン)から預かっていた｢龍顔秘書｣をひそかに光海君に手渡す。それから6年後。王妃が産んだ嫡男、大君を世子として推す一派と対立していたギュン。光海君の支持者たちを集めて頻繁に会合を開くものの、謀反の罪で捕らえられてしまう。

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  王の顔　第23話 カヒは光海君を廃位の危機から救うため、宣祖に毒を盛って暗殺し、自らもまた命を絶とうとする。一方、王妃は幼い大君を王座に据えようとするが、周囲の圧力によって断念を余儀なくされ、光海君に王位継承の命令を下す。そんな中、王妃と臨海君を利用し、ひそかに力を蓄えていたドチは、光海君から王座を奪うため挙兵する。